ライナス・ポーリング博士とエイブラム・ホッファー博士によって提唱されたオーソモレキュラー医学は、安全で自然かつ栄養学的手法を用いた病気の予防と治療に焦点を当てています。バイオセーフティ（生物学的安全性）への懸念が高まる中、オーソモレキュラー医学は、免疫力の強化にとどまらず、栄養の充足・代謝の健全性・無毒性の治療手段を基盤とした、新たな公衆衛生のあり方を示すものです。
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東京のエボラ研究施設の移転が世界的な警鐘をならす： バイオ危機に備えるオーソモレキュラー戦略
ＯＭＮＳ日本発 ―全世界に向けた論説
【OMNS 2025年7月5日】 日本で進行中のある計画が、世界中の医師・科学者・公衆衛生の専門家たちの間に大きな懸念を呼び起こしています。日本政府は現在、エボラウイルスの研究も行っている国立感染症研究所を、現在の郊外（村山市）から人口密集地である東京都心に移転する計画を発表しました。調査によれば、この移転は明確な公衆の安全対策も、適切な緊急時プロトコルもなく、かつ新しい移転先の情報開示もないまま実行されています。
現在の施設がある村山市の自治体職員によると、ウイルスの漏洩やバイオテロ事件の際の避難戦略は存在しないことを確認しました。さらに問題なのは、日本政府が「安全確保が最優先ではない」と認めています。日本国内でエボラ研究を行う理由について、医学的、科学的、公衆衛生的に説得力のある根拠は示されていません。
新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）の発生源を巡る論争の記憶が新しい中、今回の移転によって、意図的か偶発的にエボラウイルスが拡散し、東京という世界有数の人口都市で「人工的なパンデミック」が発生するのではないかという懸念が広がっています。この問題は日本国内にとどまらず、全世界にとって重大な教訓とリスクを含んでいます。
なぜこの問題は全世界にとって重要なのか
今、求められていることー5つのオーソモレキュラー対策計画
オーソモレキュラー医学ニュースサービス（OMNS）は、（一社）日本オーソモレキュラー医学会と（一社）ガーディアンズフォーヘルスアンドフリーダムと連携し、世界中のオーソモレキュラー実践者に対して、バイオクライシス（生物学的危機）に備える科学的・臨床的・教育的な戦略を提案し合うよう呼びかけます。それが東京であれ、他のどの地域であれ、同じように備えが必要です。
【1】予防：発生前に準備する
[目的]：国民全体の免疫力を高める
- ビタミンＤ３：5,000〜10,000 IU/日（血中25(OH)D濃度を50〜100 ng/mLに保つ。日本人の90％以上は30 ng/mL未満である）
- ビタミンＣ：3,000〜10,000 mg/日（リポソーム型が吸収効率に優れる）
- 亜鉛：25〜50 mg/日（銅 1〜2 mgを併用）
- セレン：200〜400 µg/日（日本人の平均摂取量は約100 µg）
- マグネシウム：400〜1,000 mg/日（グリシン酸塩またはクエン酸塩）
- 高用量Ｂ群ビタミン：
- Ｂ₁（チアミン）：100〜300 mg/日
- Ｂ₃（ナイアシン）：500〜2,000 mg/日（即効型が免疫活性に適す）
- Ｂ₆（ピリドキシン）：50〜100 mg/日
- Ｂ₁₂（コバラミン）：1,000〜5,000 µg/日（舌下またはメチルＢ₁₂注射）
- クエルセチン：250〜500 mg ×２回/日（亜鉛の吸収促進と抗炎症作用）
- メラトニン：5〜10 mg/夜 （免疫調節・抗酸化）
- ライフスタイル：毎日の太陽光、超加工食品の排除、低炭水化物食、屋外活動、十分な睡眠、断続的断食
【2】対応：東京または他地域で最初のエボラ症例が確認された場合
［目的］：免疫の迅速な活性化と地域社会への情報発信
- 信頼できる医師や独立した健康ネットワークを通じた緊急情報の普及
- ビタミンＣ、Ｄ３、亜鉛、セレン、Ｂ群、マグネシウムによるサプリメント介入の速やかな開始
- 自宅で使用可能な予防的チェックリストやプロトコルの配布
- 過酸化水素（H₂O₂）吸入療法の導入（トーマス・レビー医師、2021年提案）
【3】曝露後無症状者のためのプロトコル
［目的］：ウイルスの侵入と複製の阻止
- ビタミンＣ：2〜3 gを２〜３時間おきに経口摂取（リポソーム型推奨）
- ビタミンＤ３：曝露時に50,000 IUを１回、以後７日間10,000 IU/日
- 亜鉛：50〜100 mg/日（短期使用）
- セレン：400 µg/日
- 高用量Ｂ群（特にＢ₁とＢ₃）
- 過酸化水素の吸入（1〜3％）、可能であれば医師の監督下で
【4】発症早期（入院前の段階）
［目的］：病状の進行を防ぎ、宿主の防御力を支える
- ビタミンＣ：10〜20 g/日を経口摂取、もしくは点滴可能であれば25〜50 g/日
- ビタミンＤ３：高用量ボーラス（50,000 IU/日 ×３日）、その後は維持量へ
- オメガ３脂肪酸（ＥＰＡ/ＤＨＡ）：２ g/日以上
- メラトニン：最大20 mg/夜間
- 高用量Ｂ群ビタミン：
- チアミン（Ｂ₁）：最大500 mg/日
- ナイアシン（Ｂ₃）：1,000〜2,000 mg/日（炎症とサイトカイン活性の軽減）
- ビタミンＢ₁₂：5,000 µg/日以上
【5】入院中の補助療法
［目的］：サイトカインストームの抑制とミトコンドリア機能の維持
- ビタミンＣ点滴：最大5 g/kg/日、分割投与
- チアミン点滴：200〜500 mg/日
- グルタチオン（点滴またはリポソーム型経口）：600〜1,800 mg/日
- 高用量Ｂ群ビタミン（点滴可能であれば）もしくは経口摂取
- ビタミンＤ３＋Ｋ２（MK-7）：カルシウムの恒常性と免疫調整のために
- オプション：ＰＢＭＴ（光バイオモジュレーション療法）＋メチレンブルーによるミトコンドリアサポート
OMNS寄稿者・読者への緊急の呼びかけ
世界中のオーソモレキュラー医学の専門家、臨床医、研究者の皆様に、この「備えのための計画」の精緻化と文書化にご協力いただきたいと考えています。
日本で始まった脅威であっても、その根本にある教訓は世界共通です。
- 高致死性病原体を使った「機能獲得研究」は公の監視が必要です
- オーソモレキュラーのアプローチは、安全で拡張可能で、科学的根拠のあるパンデミック対策です
- 「予防」は「治療」より優れているだけでなく、バイオ危機においては現実的に唯一の防衛手段です
もしこのようなことが自国、地域、あるいはあなたのクリニックで起こっていたら、どのような備えをすすめますか？
参考文献（抜粋・暫定）
- Levy TE. Rapid Virus Recovery: No Need to Live in Fear. MedFox, 2021.
- Gombart AF, et al. 「免疫系と微量栄養素に関する総説」Nutrients, 2020;12(1):236.
- Grant WB, et al. 「ビタミンDの補給がCOVID-19の予防と治療に有効である可能性」Nutrients, 2020;12(4):988.
- Grant WB, et al. 「ビタミンDの科学的健康効果とガイドライン提案」Nutrients, 2025;17(2):277.
- Cheng RZ. 「高用量のビタミンＣ点滴はCOVID-19に効果があるか？」Med Drug Discov, 2020;5:100028.
- Lonsdale D, Marrs C. 『チアミン欠乏症、機能障害、カロリー過多と栄養失調』エルゼビア, 2017.
- Hoffer A, Saul AW, Foster HD. 『ナイアシン：真実の物語』Basic Health Publications, 2012.
OMNS声明
オーソモレキュラー医学ニュースサービス（OMNS）は、独立した科学、公衆衛生の透明性、そして生物学的脅威に立ち向かうための国際的な協力に対する取り組みを表明します。
「栄養による免疫」と「非毒性療法」は代替的手段ではありません。本質的に必要なものです。
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件名：「Orthomolecular Biocrisis Protocol – Ebola/Japan」
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