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オーソモレキュラー医学ニュースサービスー日本語版

国際版編集主幹Andrew W. Saul, Ph.D. (USA)
日本語版監修柳澤 厚生(国際オーソモレキュラー医学会会長)
溝口 徹(みぞぐちクリニック)
姫野 友美(ひめのともみクリニック)
北原 健(日本オーソモレキュラー医学会理事)
翻訳協力Wismettacフーズ株式会社ナチュメディカ事業G

* 国際オーソモレキュラー医学会ニュース<日本語版>は自由に引用・配信ができます。引用の際は必ず引用元「国際オーソモレキュラー医学会ニュース」とURL(https://isom-japan.org/)を記載してください。

ビタミンCの臨床効果

医師としての私の個人的経験

解説: Thomas E. Levy, MD, JD

(OMNS、2014年9月3日) 私はビタミンCにずっと関係しており、その期間はまる20年に及ぶ。当初、私は、先駆的な歯科医Dr. Hal Hugginsに初めて会い、コロラド・スプリングスにある彼の診療所で、様々な疾患に対し幅広い臨床的対応が施され、聞いたこともなかった臨床結果が得られていることに目を向けるようになった。正直に言って、彼の診療所を初めて訪ねた時に、私の医学教育の最も有意義な部分が始まったのである。それ以来、すべてが変わった。私は成人の心臓病を専門として開業していたが、この最初の訪問後まもなく、自分のオフィスを閉めることになった。そして、二度と振り返ってはいない。

Dr. Hugginsから学んだことはたくさんあるが、彼が教えてくれたことにより、私が探究することになった領域もたくさんある。彼から学んだ何よりも重要なことは、ビタミンCに、非常に多くの病気を改善または治癒できる、信じられないほどの能力があることである。例外なく、重症患者には(パーキンソン病、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、アルツハイマー病、MS(多発性硬化症)、アテローム性動脈硬化症などの疾患がある場合が多かった)、ほとんどの場合、広範な歯科毒性が見られた。その形態は、根管治療した歯や、細菌に感染した歯科インプラント、水銀アマルガムの詰め物、広範な空洞化骨壊死、進行した歯周病というものである。こうした患者はそれぞれ、3~5回程度の一連の広範な歯科治療を受けたことがある人で、概してこうした治療では、かなりの口腔外科処置を伴うだけでなく、歯の嫌気性感染症との関連が見られている毒素にさらされざるを得ず、また、アマルガムを除去する場合は、蒸散される水銀の体内吸収を避けることはできない。しかし、上記の患者は全員、一連の歯科治療の前、最中および後に、ビタミンCを50g(50,000mg)ずつ注入する連続投与を受けており、本当に改善されることはないだろうと私がそれまで思っていた疾患の患者たちに、この一連の歯科治療のすぐ後、決まって、劇的な臨床的改善がはっきり見られたのである。

患者の臨床的改善をもたらす上で、歯科毒性を取り除くことが非常に重要であることは知っていたが、ビタミンCの初回注入後に患者が元気になる様子を見るとは、意外であった。私が知っていたほとんどの健常者は、何時間にも及ぶ広範な歯科治療を受けると、その後ただ床につきたがっていた。少なくとも一度はあった忘れられない出来事として、とくに具合が悪そうだった一人の患者が、ビタミンCの初回注入完了後、すぐに介護人と会話し始め、その夜どのレストランに行けば食事が楽しめるか話していた。この患者は、それまでに歯を数本抜いていたのに、口に残っている歯でステーキに挑戦することを楽しみにしていたのだ。また、数少ない貴重な出来事として、車いすに縛られていた患者が何人か、その診療所で2週間にわたる治療を終える前に、介助を受けて、2、3歩踏み出すのを見たことさえある。

まさに、一見は百聞にしかず、であった。私は、自分が単に患者の治療に取り組むという方法全体を変えなければならないと悟った。アスコルビン酸(アスコルビン酸塩)として知られているこの分子の静脈内投与について、私はもっと学ぶ必要があった。このビタミンの研究をできるだけ完璧に行い、その研究のニュアンスをできるかぎり習得してから、この信じられないほど良く効く安価で無毒の物質の実用性を広く伝えることにしよう、と私は決心した。

研究

何千もの抄録と論文を集める上で私が「手本」としたものの多くは、1972年発行のIrwin Stoneによる画期的な著書「The Healing Factor: “Vitamin C” Against Disease (病気に対する治癒要因:ビタミンC)」から得られた。Stoneは、1932年にビタミンCを発見した名高いノーベル賞受賞者Albert Szent-Gyorgyi(セント=ジェルジ・アルベルト)と、それまで誰も成し得なかった、ビタミンCに対する世間の大いなる注目をもたらしたLinus Paulingに、自分の本の前書きを書いてもらっている。

Stoneの本の出版以来、私は、ビタミンC関連の医学文献で公表された重要な情報を見逃さないようにするため、PubMedの検索エンジンに「ascorbic acid(アスコルビン酸)」という語を入れたところ、約24,000本の論文リストが現れた。私は、ビタミンCによる多くの臨床効果ならびに実験室での効果を確認する上で、そのすべての論文を慎重に検討した。この数千もの論文の閲覧を進めるにつれ明らかになってきたのは、感染症や毒物暴露にはビタミンCが他のどんな治療法よりも重要であることであった。試験管での実験では、ビタミンCにさらされたどんな毒素も、その化学構造にかかわらず、ビタミンCによって必ず中和されている、ということがおそらく最も印象的であった。

こうした試験管内研究の大半を実証しその大きな重要性を示したのは、ノースカロライナ州のFrederick Klenner, MDの研究であった。患者がどんな毒素にさらされていようと、ビタミンCがその毒性影響を中和するまたは打ち消す効果は、体内でも試験管内でもほとんど変わらないことが、彼の臨床経験によって実証された。ヘビ毒も、重金属も、殺虫剤も、シアン化物も、アルコールも、一酸化炭素も、すべて中和されたのである。感染症に関するDr. Klennerの報告結果も驚くべきものであった。ビタミンCは、適切に投与すれば、すべての急性ウイルス感染症を治す究極の殺ウイルス剤であることが証明されたからである。こうしたウイルス感染症は、今日の現代医学による標準的な方法では治療不能のままである。さらにKlennerは、ビタミンCが多くの非ウイルス感染症の治療にも非常に有効であり、今日投与されている抗生剤や他の薬剤による治療効果を高めることも示している。Dr. Klennerが書いていた病気の種類のうち、私はほんの一部しか見たことはないが、Dr. Klennerが著書に書いたことはすべて間違いないと全面的に信じている。私はこれまで多くの患者にビタミンC治療を施してきた。患者の病気には、Dr. Klennerが治療したものと似たものもあれば、彼には治療する機会がなかった他の病気もいくつかある。こうした臨床経験の観点から、私には、彼が報告した素晴らしい成果のどれであれ疑う理由はほとんどない。

私が目にした効果

どんな医師による臨床的な選択肢にも、特別に加えることができるものを読者に伝えたいと思い、ビタミンCの治癒力に関する最もドラマティックな逸話をいくつか思い出してここに紹介する。前述のビタミンCの本が完成され出版された後すぐに、私は数人の同僚と一緒に、限定的な臨床診療を開始した。その環境は私にとってまさに理想的なものであった。ビタミンCの静注を、必要に応じて実施または処方することができたからである。

重度のインフルエンザ

2003年、デンバーはインフルエンザ流行の真っ只中にあり、感染者は6,000人を超え、最終的に10人を超える小児と乳児が死亡した。この状況下で、細身だが健常な26歳の女性が持続性疲労を生じ、進行を続けた。この継続的な疲労が1カ月続いた後、彼女は非常に短時間で重病に陥り、発熱、悪寒、筋肉の痛みと疼痛(muscle aches and painsは筋肉痛だけでも良いかもしれませんが念のため文字どおり訳しました)、頭痛、吐き気という、標準的なインフルエンザ様症状を呈した。彼女は、自分の症状に対処してまだ学校に行こうとしたが無駄であった。こうした症状が約1週間続き、通常の活動レベルを維持しようと試みたものの、彼女には寝ているだけのエネルギーしかなかった。

その次の10週間も、彼女は床についたままであった。トイレまでのちょっとした移動でさえ、彼女のなけなしのエネルギーを消耗させた。ベッドを離れようとすると、熱っぽくなり、頭痛がひどくなるからである。私が最初に彼女を診た時、体重が20%落ちて、100ポンド(約45 kg)から約80ポンド(約36 kg)になっていた。彼女の介護人から懇願されて、私は、自分のオフィスのマネジャー/アシスタントと一緒に往診し、彼女の家で最初のビタミンC静注を施した。彼女の第一印象は、ただ衰弱していて、非常に栄養状態が悪いように見えた。肝腫大やリンパ節腫大の徴候はなかった。血液検査の結果、エプスタイン・バール・ウイルス感染症の既往歴があることが示唆された。この慢性ウイルス感染症を患っていたことから、彼女は、デンバーをはじめコロラド州の各地を襲っていたインフルエンザ流行の影響をいっそう受け易くなったと推論された。

初回の静注では主に、アスコルビン酸ナトリウムとして50 gのビタミンCを1,000 ccの乳酸リンゲル液に溶かし、約3時間かけてゆっくり注入した。そして注入の終盤に、6 gのグルタチオンを追加注入した。これに続く5回の静注では、アスコルビン酸ナトリウムを100 g使用し、毎回終わりにグルタチオン6 gを追加した。

最初の静注の翌朝、彼女は、この3カ月間で初めて頭痛から解放され、はるかに力が増したと感じた。2回目の注入により、家の中を少し歩き回ることができるようになった。3回目の注入の翌朝までには、外を歩いて少し陽を浴びることができるようになった。4回目の注入と、その後の治療では、診療所まで歩いて出向くことができた。4回目の注入の翌日には、完全に正常な気分であったが、再発の可能性を防ぐため、さらに2日かけて、あと2回注入を行った。その後、サプリメントの経口療法が開始されて、彼女は定期治療から解放された。

この患者の慢性/急性ウイルス症候群を効果的に治療するために必要なビタミンCの量を把握する上でとくに重要なのは、最初に見た時の80ポンドという体重に注目することである。80ポンドの患者にビタミンCを100 g投与するということは、200ポンド(約90 kg)の患者に250 g投与することに等しい。また、グルタチオンを投与することによって、ビタミンCの効果が増強された。多くの類例から我々が導き出した結論は以下のとおりである: ビタミンCを使ってもウイルス症候群が軽快しない場合、大抵は総用量が不十分であることが原因であり、また、慢性肝炎にて見られるように、ビタミンCの分子が容易にウイルスに近づくことができないことが原因の場合もある。エボラのような危険なウイルス感染の末期の(初期でない)ケースでは、体が栄養枯渇状態である場合、臨床的消散のために、体の大きさに応じて、さらに大量のビタミンCが必要となり得る。

H1N1型インフルエンザ

2009年、ニュージーランドに住む一人の農業従事者がH1N1型インフルエンザにかかった。これは、ニュージーランド版の60 Minutes(シックスティーミニッツ: 米国CBSテレビ放送のドキュメンタリーテレビ番組)で十分に記録されているが、この人は生命維持装置につながれるまでに病状が進行したため、医師はそれ以上なす術がなかった。

https://www.youtube.com/watch?v=VrhkoFcOMII?または
https://www.youtube.com/watch?v=vTXSTGGRvKY

家族の一人が私に連絡してきて、どうしたら良いか聞かれたので、すぐに1日50 g以上のビタミンC静注を受けることを勧めた。しかし私は、病院や医師がそうした治療を認める可能性があるとは思っていなかった。

多大な奮闘の末、家族はついに担当医師に、「生命維持装置を外す」前にビタミンCを与えるよう説きつけた。初日は25 gのビタミンCが静注され、2日目の量は50 g、3日目は75 g、4~5日目以降は1日100 gとされた。この時点で、その患者を新たに担当した医師が、ビタミンC治療を完全に中止した。患者は明らかに反応を示していて、目覚めており、以前に彼のうっ血肺を写した胸部レントゲン写真に見られた「ホワイトアウト」状態も劇的に解消されていたにもかかわらず、中止の理由は不明である。まる一週間後、ビタミンCの静注は再開されたが、1 gを1日2回投与するだけであった。ビタミンCによる介入などばかげていると思っていた医師たちにとって、ビタミンCが有効であることの証拠がほとんど手の届くところにあったのだ。

肺塞栓症

私は、南アメリカのコロンビアを訪れている間に、寝たきりで、死の危険が迫っているように見える30歳の女性を診る機会があった。彼女は肺塞栓症と診断されており、両足がむくんでいて、触ると痛く、今にもさらなる塞栓を解き放って彼女の運命を塞いでしまいそうであった。彼女はすでに、クマディンという抗凝血剤を服用しており、血液検査によると、抗凝血の働きは最適であった。

私はこの旅行で、(自分の他にも)数人の選ばれた友人にビタミンCの静注を行うため、いくつか備えを持っていたので、この女性をできるかぎり助けてみようと決心した。ビタミンCによってクマディンの抗凝血作用が中和されないか心配ではあったが、少しでも苦痛を和らげたいと思い、約3時間かけてビタミンCを50 g注入した。彼女はその注入によく耐えた。

翌日の午後、もう一度ビタミンCを注入するため再訪すると、その回復具合はほとんど奇跡であった。ベッドから起き出て自分でシャワーを浴び終わったところであり、ベッドに座って髪をとかしていたのだ。

3回目の注入が済み、4日目には、彼女は笑っていて、両足の具合がいかに良いか、とても喜んで報告してくれた。私もとても嬉しかったが、静注を続けることはできなかったので、再発しないか心配でもあった。しかし、実際、彼女は回復し続けた。毎日2,000 mg摂るビタミンCパウダーを数カ月分、彼女に渡しておいたからである。

ウエスト・ナイル・ウイルス

ウエスト・ナイル・ウイルスの患者は、2人治療したことがあり、2人とも非常に劇的な反応を示した。コロラド州の60代の男性は、病的な状態がすでに1~2カ月続いていたので地元の病院に行ったところ、検査でウエスト・ナイル・ウイルスの陽性結果が出た。彼の症状は、持続性の頭痛、若干の見当識障害、微熱などであった。彼は、私の診療所に来てすぐ、75 gのビタミンCの静注を受け、続いて6 gのグルタチオンの静注を受けた。また、高圧酸素治療も受けた。治療の36時間後までには、完全に正常な気分となり、その後変化はなかった。

もう一人は50代の男性で、ウエスト・ナイル・ウイルスに感染し、それまで6カ月にわたって慢性的なウイルス関連症状を呈していた。彼は3回のビタミンC注入を連日受け、3回目の注入完了後、もう症状はないと伝えた。臨床的再発はなく、完全に治癒した。その経験全体が「奇跡のよう」であったと彼はコメントしている。

伝染性単核球症

2人の大学生が、慢性的な伝染性単核球症を呈した。どちらも数カ月間、主として重度の疲労感を伴う病的な状態にあった。彼らには授業を受け続けるエネルギーがなかったため、すでに単位を落としていた。2人とも50 gのビタミンC注入を数回受け、その慢性感染症としつこい症状は、程なく完全に解消した。

急性ライム病

ペンシルバニア州に住む若い女性が、病原菌を保有するマダニに刺されて、ライム病に伴う典型的な発疹を生じた。その後、きわめて健康状態が悪くなり、それが7~10日間続いた。彼女は、自宅でビタミンCの注入を数回受けた。初回の注入量は100 gで、介護人によると、初回の注入完了後、かなり状態が良くなったようであった。次の2日間で、さらに5回、50 gずつ注入が行われた。72時間経過するまでに、彼女は完全に良くなり、その後、臨床的再発もなく、慢性ライム病の症状も出ていない。

慢性ライム病

12年の慢性ライム病歴があることが血液検査で確認された一人の女性が、その病気に対処するため、高量ビタミンC静注を定期的に長期間受けることを希望していた。ビタミンCに関する私の発表の一つに参加したことがある処方医師の指導のもとで、あるナース・プラクティショナー(特定看護師)が、この患者の望みどおり処置を行うことが可能となった。

この患者はすでに、リポソーム封入型のビタミンCと、グルタチオンの経口摂取を続けていたが、病状に有意な改善は見られなかった。彼女は、4日間連続して、それぞれ25 g、50 g、75 g、100 gのビタミンC注入を受けた。その後さらに19日間かけて、週5~6回、毎回100 gのビタミンC注入を受けた。23日目まで、彼女には何の改善も感じられなかった。しかし、改善がないにもかかわらず、また、そのプロセス全体の費用が増えるにもかかわらず、継続しようと決意していた。そして、23日目、ナース・プラクティショナーの報告によると、彼女は生まれ変わったように見え、まるで「スイッチが入った」かのように良くなった。本人の要望により、彼女はもう一週間、1日100 gの注入を受けた。これは、病気が本当に解消されたか確認するためであり、これは彼女側の名案であった。約一カ月後、ライム病を調べた血液検査の結果は完全に陰性であった。

ある医師からも、一連のライム病患者について同様の経験をしたとの報告を受けた。それによると、ビタミンC注入の回数を増やしても臨床的な好反応が全く見られなかった患者に、突然、その病気の劇的な臨床的解消が見られたというもので、上記の内容ととても良く似ていた。

最後に

本当にビタミンCは、健康と治癒をもたらす自然の贈り物である。ほとんどすべての病気に、酸化ストレスの増加との関連が見られているので、ビタミンCをはじめとする良質の抗酸化物質を勢いよく投与して、この酸化ストレスを軽減、または少なくとも部分的に軽減すると、必ず効果が得らえる。疾患や環境毒素によって酸化ストレスが生じると、ビタミンCなどの抗酸化物質の体内濃度が激減することがある。重篤な疾患の場合、体に蓄えられていたビタミンCの量がゼロになってしまう。なぜなら、体がビタミンCを再生する速度は、それが枯渇する速度よりはるかに遅いからである。体内濃度を正常値に戻すためには、非常に大量のビタミンCが必要となることがある。たとえ抗生剤や他の処方薬を服用している場合でも、体内のビタミンC濃度を正常値に戻すか、または一時的に正常値以上に高めると、ほぼ必ず、深遠な効果が得られる。

この治療法は有効であり、また、従来の治療法と比べて安価である。ビタミンCほど、価格が手頃で、無毒である薬剤や治療的介入はほとんどない。ビタミンCのような並外れた効果をもたらすものは眉唾物と思われるかもしれないが、そんなことは決してないのである。

(Thomas E. Levy, MD, JDは、正式な内科医兼心臓専門医であり、いくつかの著書がある。ホームページ:?http://www.PeakEnergy.com