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【国際栄養医学シンポジウム2023 講演内容紹介①】Liberal Medicine~次世代の栄養医学~

生活習慣病の割合が増加した日本の疾病構造の変化とともに、個々の患者に対応した有効な治療法を自由に選択できる必要性が高まってきている。次世代の栄養医学は、「Liberal Medicine」という考え方を基本として、治療のみならず病気の予防という観点からも重要である。

次世代の栄養医学

健康な長寿社会の構築を実現するには、ライフスタイルの適切な指導と、オーソモレキュラー栄養医学を基本とする食事・運動・栄養面での取り組みが重要な鍵を握る。

これを踏まえて『国際栄養医学シンポジウム2023』では、現場のがん専門医(海外を含めて)から、がんの標準治療だけでは対処できない段階における統合医療的アプローチを聞いていただく機会を提供する。また、認知症の増加という現状に対して、健康寿命を延ばし老化を制御する治療を海外からもご提案いただく。

そのほか培養上清療法や幹細胞由来EV(細胞外小胞)を用いた再生医療、NMNに続いて5デアザフラビンによる老年症候群の治療の優位性、法的問題の早期解決により有用な医療用カンナビノイド、発展が期待される医科歯科連携の重要性、コロナ2019の後遺症対策、有機ゲルマニウムによる治療、予防医療としてのオゾン療法の有用性についても強調したい。さらに健康経営への提言、女性の社会進出に応じたフェムケアの重要性なども論じていきたいと思う。

今回のシンポジウムにおいて、保険診療のみならず自由診療を積極的に導入している医療者が自信を持って「Liberal Medicine」を推進し、患者の治療および病気の予防に有用な治療法を自由に選択・応用するためのきっかけを提供する場にしたいと考えている。

各テーマの詳細については当日多くの専門医療者が講演されるので、ご期待いただきたいと思う。





※田中 善先生の講演は、9/23(土・祝)10:10より開始予定となっております。
※「国際栄養医学シンポジウム2023」に参加ご希望の方は、こちらよりお申し込み下さい。
※講演プログラムの演題は配信日時点のものとなります。当日変更となる場合がございますので、その点ご留意いただきますようお願い申し上げます。

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