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白金パラジウムによる間質性肺炎の新しい治療法の開発 ~改善例、研究例と関連させて~ 第六報: 白金パラジウムによる間質性肺炎改善の症例

この記事の執筆者

桐生大学医療保健学部 栄養学科 人体構造機能学

今回は、実際に間質性肺炎と診断された患者に対して白金パラジウムを飲用してもらった経過について述べていく。白金パラジウムを服用しているときには咳や痰が止まり、呼吸苦がなくなったという声が多数届いている。飲用するだけで、呼吸苦から解放されるということは非常に楽な作業であるために、患者にとっての負担が少ないことが大きなメリットとなる。なぜ呼吸苦が改善するのかについては今回は割愛し、次回以降そのメカニズムについて紐解いていく予定である。

症例

前回は間質性肺炎の分類について述べた。今回は実際に白金パラジウムを使用したところ、劇的な変化が見られた症例について報告を行いたい。なお、以下の患者は愛知県の総合病院にて発症時点から、余命2年と宣告された患者である。

【患者】

  • 89歳男性
  • 身長172cm、体重68kg、体表面積1.800㎡
  • 喫煙歴:なし
  • 診断名:間質性肺炎
  • 間質性肺炎発症年齢:85歳(2020年時点)
  • 基礎疾患:なし
  • 白金パラジウム摂取量:18ml/日(6ml/1バイアル×3バイアル)
  • 期間:32ヶ月
  • 薬物治療:なし
  • 酸素吸入:なし

経過

患者は日常生活において健康の維持増進のためウォーキングを毎日欠かさず2~3kmを行っていた。喫煙歴無し、飲酒歴あり。突然、頻繁に咳が確認され、咳止めを処方されるも改善傾向が見られなかった。

市中病院にて再受診したところ、胸部エックス線写真等検査にて、間質性肺炎特有の所見が確認され、間質性肺炎の診断を受けた。主治医からあと二年との余命宣告を受けた。

病態は徐々に進行していき、自宅において階段を上る、トイレに行くという日常動作においても呼吸苦となり、倒れこむこともしばしば認められた。動く気力もなくなったが、白金パラジウムを飲用することによって、18日目に呼吸機能の改善が認められ、咳はほぼ認められなくなり、呼吸苦が減少した。最終受診時の段階ではウォーキングを再開できるまでに改善が見られた。

しかしながら、白金パラジウムを一時期休止していた期間は、再び呼吸苦が生じた。そこで再び白金パラジウムを服用開始し、以後も服用し続けた結果、胸痛や呼吸苦の軽減のみならず、セキの鎮静も見られた。その後に受けた胸部X線写真では、当初は真っ白だった肺の画像にも改善が見られた。本患者は毎日六mlの白金パラジウムを飲みながら、薬物治療や在宅酸素療法を受けることなく体調を維持している。

一般的に間質性肺炎は、進行度によるものの、通常は告知から三ヵ月後に急変することが多いとされている。実際に本患者は前述したように主治医から余命約二年と告げられていた。治療法がなく、絶望的といえる状態の患者であったが、白金パラジウムによって呼吸機能が回復し、坂道をらくに上れるようになった。その後、患者のご家族からは、車の運転も再開できるようになったと報告を受けた。また先日主治医から間質性肺炎が良くなってきているという驚きの声も得た。 

まとめ

以上のように服用するだけで改善例が見られた一例である。これはプラセボなのでは?と考えられる方もいると思われるが、実際には多数の改善例が報告されているために、白金パラジウムの作用であるということが考えられる。そのメカニズムについては次回説明を行いたい。

 

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